しんのすけからは「母ちゃん」と呼ばれているが、みさえは「ママ」と呼ばせようとしており、しんのすけの前での一人称は「ママ」である。同様にひろしのこともしんのすけの前では「パパ」と呼んでいるアニメでは親友のおケイ以外友達がいないことが言及されており、友達の少なさにショックを受けている(みさえが家出した際もその節が描かれていた)。
この記事には原作では身長159.2cmしんのすけからは「母ちゃん」、ひろしからは「みさえ」結婚する以前は小山田物産でOLをしていた学歴は、熊本市立大熊小学校、熊本市立大熊中学校、熊本県立水後寺女子高校、私立加藤清正女子短期大学卒業ボリュームのあるパーマヘア(原作が刊行された80年代当時に主婦層の流行の髪型)だが24歳(しんのすけが乳児)の頃まではロングヘアだった。原作初期は前髪が無いため、現在とは別人のような風貌である。アニメでは一度髪型をストレートヘア(当時流行していた容姿に関しては周り曰く「そこそこ美人」とのこと。若い頃はナンパされたり、パート先で店長からセクハラされる、同窓会ではみさえのことを好いていたと告白する同級生(当時ハンサム少年であったらしい)がいたあたり、少なからず女性としての魅力を持っているようである。 ①埼玉紅さそり隊のリーダーである、ふかづめ涼子(女子高生)は、セーラームーンの隠れ大ファン。パンツもセーラームーン柄。②野原ひろしには、せましという兄がいる。名前のとおり、心の狭い人である。③野原みさえには、むさえという妹がいる。
食べ物を好き嫌いすることを快く思っておらず、このように一見気の強い人物のように見えるが、反面臆病な部分も多数持っており、何かがあるとひろしやしんのすけに頼る描写もある。虫(特にゴキブリ)やヘビ、果ては猿にまで悲鳴を上げるほど苦手。 非常にのりやすい体質でもある。子供の頃はおきゃんな少女で、現在と変わらず見栄っ張りの様子である。
若干ナルシストの傾向があり、会話の端々で自身を「美人(妻)」と発言したり、留守の時に書くしんのすけに対しての置き手紙にも自分を「美人のママ」と書く事が多い(しんのすけは大抵「美人」の所は飛ばして読んでいる)。また、自己顕示欲もやや強く、外国人に話しかけられて慌てたりはぐらかそうとする時に意味不明の英語を連発する中で、「アイアムプリティーウーマン(私は可愛い女性です)」、「アイアムビューティフル(私は美しい)」といった自分自身を持ち上げる発言をちゃっかりした事もある。変装やコスプレをする際はやたら胸に詰め物を入れて大きく見せようとする事がある。 時に個性的、時に母性的であるが、基本は“短気”と“見栄っ張り”と“ケチ”の三拍子を備えた利かん気で子供染みた女性である。自分の感情の赴くまま、しんのすけとひろしに容赦なく制裁を加えたり(よくしんのすけとひろしにげんこつおよびグリグリ攻撃をしている)、ひろしを完全に尻に敷いていて、しんのすけとひろしは基本的に彼女に頭が上がらない。一方で、ひまわりに対しては打って変わって寛容である。しんのすけに対してはヤキを入れるレベルのおしおきも、ひまわりには口頭注意するだけである。例えば、みさえが楽しみにしていた夕食用の松坂牛の高級ステーキ肉(ひまわりを除く3人分)で遊んでグチャグチャにして台無しにしても(丸めてボール状にした)体罰はしなかった非常に気乗りが良く一度思い定めると徹底して打ち込む姿勢を見せるが、飽き易いために徹頭徹尾とはいかず持続しない。熱しやすく冷めやすいタイプの為、ダイエットもろくに出来ておらず、いわゆる三日坊主である。 車を買い替えるエピソードはいずれもみさえの運転技術の低さが原因である。 ラストにひろしとお茶したカフェでパフェを食べながら、マスターと「せいりせいとん」をみさえに伝えたかったと言う含みのある会話をしています。 しんこちゃん6度目の登場. 口調はやや挑発的であり、相手の感情を逆撫でしてしまう事もしばしば(もっとも、それを感知したみさえが逆ギレで制圧する事も多い)。日常的に展開される親子の攻防ではしんのすけを篭絡する為、老獪かつ大人気ない作戦を行使する。ただし、幼稚園バスに乗り遅れるしんのすけを自転車で送り届けたりと忙しない毎日であり、彼女がそれなりの根気と苦労を強いられているのもまた事実である。なお、子供を生む前は「生まれてくる子供(つまりは、しんのすけのこと)のことは殴らないし、怒らない」と言っていたが、現在とはまるで逆である怒りがちではあるが一方で感傷的な面も非常に強く、しんのすけをあまりに叱り過ぎた事や、無実の罪で叱りつけてしまっていた事に反省して自ら心を痛めたり、過保護とも捉え兼ねない程甘く接する事もある(ただし、あまりにも無理をし過ぎたため、しんのすけに気味悪がられた上にしんのすけと二人で体調を崩したこともある自動車の運転免許(しんのすけの悪ふざけが原因で、さらに、しょっちゅう道を間違えてしまう。そのためしんのすけが正確にナビをしているにもかかわらず道を間違えてしまい、その度にしんのすけから呆れられている。さらに、ひろしが取引先からモニターするように頼まれた現在では人並みに運転がうまくなったようで、しんのすけもひまわりも、みさえが運転する車に乗って平気で熟睡してしまう。その光景を見たむさえは非常に驚いていた。
趣味は長電話と井戸端会議とデパ地下試食めぐり。好物はプリン、野原一家の中でも最も戦闘力が高く、映画での敵の撃破数は一家の内でもっとも多い。『他者と体が入れ替わったしんのすけと入れ替わった際には立った状態での小便や股間強打という男性でしか味わえない行為を29年の人生にして初めて味わった。立ち小便ではその難しさに戸惑いつつ楽しんでいたが、股間強打では、その痛みを大量の汗とともに悶絶しながら「なんなの?この全身を突き抜けるような、鬼に金棒でえぐられたような痛みは?」と表現し、「これが男の痛みなのね」ともんどりうっていた『書置きを残して外出する時には、最後に、「美人のママより」と書き、やけに胸を大きくした自画像を描いている(しかし、しんのすけは「美人の」はいつも無視している)。
※飼い犬に※以上のメンバーの詳細については以下はみさえ視点の系図。 原作での髪の色は黒、アニメでは茶髪である。華やかなドレスや宝石類、ブランド物当初はピンクのまた、アニメで若白髪が生えていたことで一時はショックを受けていたが、おケイの助言によって立ち直る赤ん坊の頃のみさえはしんのすけも見間違えるほど、娘のひまわりにそっくりだった。姉のまさえ・妹のむさえの幼児期も、ひまわり・みさえの幼児期にそっくり。 日常生活で酒を飲むことはほとんどないが、同窓会や忘年会といったイベントの際は飲むことがある。しかし酒癖が悪く、酒に酔うと形振り構わず悪態をつく癖があり、あまりの酒癖の悪さにしんのすけが周りの客やみさえの友人に謝ったほどであるセール品・高級品には目が無く、チラシで目に付いた商品はすかさず入手する一方、情が強いのみならず人情味があり情に脆い。移り気な性格だが、それだけに慈悲心が強く薄情なことは出来ない質である。しんのすけに付き添い、子供のアニメと高を括りながらカンタムロボ(劇中劇)を観ていたみさえであったが、いつの間にか感情移入し、良い話だと涙している。この習性はしんのすけに対してもよく見られ、我が子の時折見せる純朴な姿にしばしば心打たれている様子である。