サイコパス 名言 引用
. まさに・・・「犯罪係数」によって、人々の将来や生死を管理する「シビュラ・システム」の考え方。と言えるでしょう。参考元 : 【21話:槙島聖護が読んでる本:『新約聖書』】「イエスは別の例えを持ちだして言われた。天の国は次のように例えられる。ある人が良い種を畑にまいた。人々が眠っている間に、敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて行った。」上記は、填島が一人、本を読みながら引用したセリフです。この言葉の引用元が、『新約聖書』で、、『新約聖書』・・・紀元1世紀から2世紀にかけて、キリスト教徒たちによって書かれた文書で、『旧約聖書』とならぶキリスト教の正典です。この「新約聖書」におさめられた四つの福音書の一つである、「マタイによる福音書」この福音書の「13章」に、上記は記述されています。※「マタイ」とは・・・新約聖書の福音書に登場する人物で、イエス・キリストの十二使徒の1人。聖書によればイエスの弟子となる以前は収税人であった。東方諸教会・正教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人とされる。参考元 : 以下、「13章」の一部分です(引用された箇所)イエスは、別のたとえを持ち出して言われた。「天の国は次のようにたとえられる。ある人が良い種を畑に蒔いた。人々が眠っている間に、敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて行った。芽が出て、実ってみると、毒麦も現れた。僕たちが主人のところに来て言った。『だんなさま、畑には良い種をお蒔きになったではありませんか。どこから毒麦が入ったのでしょう。』主人は、『敵の仕業だ』と言った。そこで、僕たちが、『では、行って抜き集めておきましょうか』と言うと、主人は言った・・・『いや、毒麦を集めるとき、麦まで一緒に抜くかもしれない。刈り入れまで、両方とも育つままにしておきなさい。刈り入れの時、まず毒麦を集め、焼くために束にし、麦の方は集めて倉に入れなさい。と、刈り取る者に言いつけよう。』 」・それから、イエスは群衆を後に残して家にお入りになった。すると、弟子たちがそばに寄って来て、「畑の毒麦のたとえを説明してください」と言った。イエスはお答えになった。「良い種を蒔く者は人の子、畑は世界、良い種は御国の子ら、毒麦は悪い者の子らである。毒麦を蒔いた敵は悪魔、刈り入れは世の終わりのことで、刈り入れる者は天使たちである。だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終わりにもそうなるのだ。人の子は天使たちを遣(つか)わし、つまずきとなるものすべてと、不法を行う者どもを自分の国から集めさせ、燃え盛る炉の中に投げ込ませるのである。彼らは、そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。そのとき、正しい人々はその父の国で太陽のように輝く。耳のある者は聞きなさい。」参考元 : 上記は、キリスト教の教えに背く悪者を、毒麦に例えて、「悪い者も、今は一緒に、善人に混じって生活しているが、最終的には神の審判によって、地獄の業火に落ちていくんだよ。。」といった、意味になるでしょう。これは、ストーリー的に、槙島聖護がこの後、自分自身の身に「死」が訪れる事を、暗に示唆しているものと思われます。【22話(最終回):狡噛慎也:マルセル・プルースト:『失われた時を求めて』】こちらは最終回、ラストシーンで、狡噛慎也が読んでいた本です。「マルセル・プルースト(1871年7月10日 – 1922年11月18日)」・・・フランスの有名作家で、『失われた時を求めて』が代表作。20世紀の西洋を代表する作家の一人と見なされているようです。参考元 : また、狡噛が読んでいた本は、『失われた時を求めて』こちらは長編小説で、1913年 ~ 1927年まで、10年以上もかかって刊行された小説になります。プルースト自身の分身である語り手の精神史に重ね合わせながら、第一次世界大戦前後に繁栄した都市:「ベル・エポック(フランス・パリ)」の世相をパノラマ的に描いた大作であり、複雑かつ重層的な叙述(じょじゅつ)と物語構成は、その後の文学の流れに決定的な影響を与えた。プルーストが半生をかけて執筆した大作であり、その長さは、日本語訳で約400字詰め原稿が「一万枚」にも及ぶ。参考元 : また、後に映画化やTVドラマ化もされており・・・・『見出された時 ~「失われた時を求めて」より~』 : 1998年。監督:ラウル・ルイス【TVドラマ】・『失われた時を求めて(全2話)』 : 2011年。監督・脚本:ニナ・コンパネーズ いわゆるサイコパスが起こした有名な事件を日本、海外問わずご紹介。酒鬼薔薇聖斗、アンドレイ・チカチーロ、ジョン・ゲイシーなど、凶悪犯罪者による事件計10選。彼らが残した言葉と共に、サイコパスとは何たるかを分かりやすくまとめていきます。 裕太を誘惑するアカネ。 「ssss.gridman 第9話」(abema tv)より引用. この作品によって、多数の文学作品や映画が、のちに影響を受けていると言われている。→ ※あらすじを見る限り、サイコパスも、影響を受けている可能性が高いですね。こちら、和訳版の作品は、以下がおすすめです。・【5話:マサオカ執行官の言及した本:ジャック・ルソー:『人間不平等起源論』】マサオカ執行官が、つねもり監視官と話していた時に、話題に出した本。それが、ジャック・ルソー(著):『人間不平等起源論』『人間不平等起源論』・・・1755年にフランスで発表された、哲学者ジャック・ルソーによる政治哲学の古典的著作であり、人間の不平等についての論文である。元来、人間は自然状態においては言語、教育、階層は何もなかったために、そのような社会階層では不平等は存在しなかった。しかし、人間が改善能力を発揮し、相互に協力するような理性を獲得すると社会に不平等な階層が生じるようになった。なぜなら、人間が法律や所有権の制度を発明・導入することによって家族・農業の実現による不平等が発展することになる。また為政者の職業が確立させると不平等は固定化され、為政者は武装しながら社会制度や法制度を整備することで被治者を組織的に支配する専制的権力を準備する。このように社会制度が整備されると自然状態で感じていた不便よりも大きい不便を感じるようになり、不平等とは人間にとって自然な結果である。しかし、法律によって人為的に許容される不平等が、自然な不平等よりも大きいならばそれは容認できない。なぜならそれは不自然な不平等であり、自然法に反するものであるからである。。・参考元:ちなみに、こちらの和訳版(書籍)が、以下になります。・【5話:槙島 聖護(まきしま しょうご)が言及する本:寺山修司:『さらば、映画よ』】ミドウマサタケへの、最後のメッセージとして、槇島が言及する本。槇島:「ねぇ君、寺山修司を読んだことは?」槇島:「読むといい。戯曲『さらば、映画よ』。皆誰かの代理人なんだそうだ。代理人たちがさらにアバターを使って、コミュニケーションを代理させている。」寺山修司(1935年12月10日 – 1983年5月4日)は、日本の歌人であり劇作家だった人です。「言葉の錬金術師」・「アングラ演劇四天王のひとり」・「昭和の啄木」・「覗き見マニア」・「エロスのアナキスト」・「政治嫌いの革命家」・「ジャンルを超えたコラージュの達人」・「あしたのジョーを愛した男」・「三島由紀夫のライバル」・「生まれながらのトリック・スター」・「サブ・カルチャーの先駆者」等々の異名をとって、俳人、詩人、演出家、映画監督、小説家、作詞家、脚本家、随筆家、評論家、俳優、写真家などとしても活動し、膨大な量の文芸作品を残している。『さらば、映画よ』の、書籍については、以下。・(「毛皮のマリー」・「血は立ったまま眠っている」・「さらば、映画よ」・「アダムとイヴ、私の犯罪学」・「星の王子さま」と、5作の戯曲が収録されています。)【6話:王陵璃華子(おうりょうりかこ):シェイクスピア:『12夜』・『マクベス』・『タイタス・アンドロニカス』】王陵璃華子が在籍する女子校の、とあるクラスの文学の授業の内容が、シェイクスピア:喜劇の『12夜』で、、王陵璃華子が、同じ学園の女子生徒にオススメする作品が、悲劇の『マクベス』と『タイタス・アンドロニカス』。ウィリアム・シェイクスピア(1564 – 1616)は、誰もがご存知、イングランドの劇作家、詩人であり、最も優れた英文学の作家と言われている。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写が多いことが特徴。四大悲劇である「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。2002年に、BBCが行った「100名の最も偉大な英国人」の投票で第5位に選出されている。参考元:では、サイコパス:第6話で出てきた「3つ」のシェイクスピア作品を紹介していきます。この『12夜』は、映画化もされており、→ 和訳版小説のオススメは、以下になります。・以上。。次に『マクベス』は、実在のスコットランド王マクベスをモデルにしている作品で、『ハムレット』、『オセロー』、『リア王』と並ぶシェイクスピアの四大悲劇の1つで、その中では最も短い作品であり、最後に書かれたものと考えられている。あらすじは、勇猛果敢だが、小心な一面もある将軍マクベスが妻と謀って(はかって)主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐にあってしまい・・・参考元:和訳版小説は、以下がおすすめです。→ また、2016年には、劇場版で映画も公開されるとのこと(ジャスティン・カーゼル監督)→ 以上、最後に・・・あらすじ概要は、以下でまとめられています。→ (上記のあらすじ内容からも、かなり残酷な作品であることが分かります。。)また、1999年には、映画化もされており・・・小説は、以下がオススメです。・以上、、サイコパス:第6話で出てきた「3つ」のシェイクスピア作品でした。【6話:槙島聖護(まきしましょうご):シェイクスピア:『ファースト・フォリオ(戯曲をまとめた作品集)』】6話で、もう1つ。槙島聖護も、美術室で王陵璃華子と一緒にいるシーンで、「シェイクスピア」を読んでいます。槇島:「辱め(はずかしめ)を受けた命から解放されて、ラヴィニアは幸せだったと思うかい?」王陵璃華子:「娘がはずかしめを受けたあとも生きながらえ、その姿をさらして、悲しみを日々新たにさせてはなるまい。でしたっけ?」槇島:「美しいハナもいずれは枯れて散る。それが命あるもの全ての宿命だ。ならいっそ、咲き誇る姿のままに、時を止めてしまいたいと思うのは、無理も無い話だね。」引用元 : シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」このセリフの引用元は、「タイタス・アンドロニカス」ですが、槙島聖護が読んでいる本は、『ファースト・フォリオ』という作品。こちらは、シェイクスピアが生涯で残した戯曲の作品集です。正式な題(タイトル)は、「ウィリアム・シェイクスピアの喜劇、史劇、悲劇」参考元:上記によれば、全「36」もの戯曲がまとめられてるとのこと。ただ、個人的には、このように1つにまとまったモノを購入するよりも、一つ一つ単体で気になるモノだけを購入していく事をオススメします。オススメは、ちくま文庫の「シェイクスピア全集1~27」:松岡 和子(翻訳)→ (自分が読んだのは、とりあえず、サイコパス本編で言及されている、上記で挙げた「3つ」の作品のみです)【7話:王陵 璃華子(おうりょう りかこ):キルケゴール:『死にいたる病』】こちらは、王陵 璃華子の部屋で、彼女のベッドの上には、同じ学園の女子生徒の死体が。。そこで、彼女が口にするセリフ。「父が好きだったキルケゴールの言葉よ。『人間は動物より勝っているからこそ、言い換えれば人間は自己であり精神であるからこそ、絶望することができるのである。』」「絶望を知らなければ希望もない」キルケゴール(1813年5月5日 – 1855年11月11日)とは・・・デンマークの哲学者であり思想家。「実存主義」の創始者と言われ評価を受けている。参考元:そして、今回引用されているのが、『死にいたる病』 という著書。こちらは、キェルケゴールの哲学書で、副題が『教化と覚醒のためのキリスト教的・心理学的論述』である。第一部 : 「死に至る病とは絶望である」、第二部 : 「絶望とは罪である」の二部で構成され、著書として名高い。参考元:和訳版は、以下がオススメです。・【7話:槙島聖護:シェリダン・レ・ファニュ:『女吸血鬼カーミラ』】こちらは、槙島が「せんぐうじ とよひさ」と話していた時・・・(王陵 璃華子の父親の死に至った病:「ユーストレス欠乏性・脳梗塞」に関して)この時に読んでいる本です。この本:『女吸血鬼カーミラ』の著者が、「シェリダン・レ・ファニュ(1814年8月28日 – 1873年2月7日)」・・・アイルランド人の小説家で、怪奇小説とミステリーを得意とした怪談作家であり、19世紀以降の短編小説のジャンルに大きな影響を与えた人物とされています。参考元:そして、『女吸血鬼カーミラ』とは・・・シェリダン・レ・ファニュが、1872年に著した怪奇小説で、後に、世界的人気となる、ブラム・ストーカーの吸血鬼小説:『ドラキュラ(1897年)』に多大な影響を及ぼした。参考元:また、こちらを原作とした映画もいくつか上映されていて、特にオススメなのが、以下になります。・また、和訳版小説は、以下になります。・【8話:槙島聖護:シェイクスピア:「タイタス・アンドロニカス」】こちらは、桜霜(おうそう)学園ラストの回。槙島聖護からの、王陵 璃華子への最後のメッセージ。「王陵 璃華子、なぜ僕を失望させるはめになったのか・・君自身に自覚はあるかな」「うん、自覚がなければ反省のしようがない。やはり君にはこれ以上の成長は期待できないようだ。」「残念だよ。はじめはもっと前途の有望な子だと思ってたんだよ。」「”ゴートの女王”:タモーラのセリフだったかな。可愛い息子たちからのご褒美をうばうことになる。あの子達の情欲は満たしてあげねば。」「この女の涙を見るのは、あなたの名誉になる。ただし、心を火打ち石にして、涙の雨だれなど跳ね返すこと。」「この女の生涯は野獣に似て、哀れみに欠けていた。死んだ今は、夜鳥程度の哀れみが似つかわしい」引用元 : シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」おそらく、こちらは「タイタス・アンドロニカス」の本編・・・タイタスの娘:「ラヴィニア」が、タモーラの息子達に夫を殺され、さらに強姦された上に、口封じのため舌と両手を切り取られるシーンを彷彿とさせる・・・王陵 璃華子への最後のメッセージだったのでしょう。【9話:泉宮寺 豊久(せんぐうじ とよひさ):プラトン:『肉体は魂の牢獄だ』】こちらは、泉宮寺 豊久が、取材を受けている最中に口にしたセリフで、プラトンの名言を引用した言葉になります。プラトン(紀元前427年 – 紀元前347年)とは・・・古代ギリシアの哲学者で、ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流であり、哲学者:「ホワイトヘッド」は、” 西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である。” という趣旨のことを述べたとされている。著書としては、『ソクラテスの弁明』や『国家』等が有名である。参考元:また、『肉体は魂の牢獄だ』 ・・・ この言葉が引用されているのが、以下の名著になります。書籍 : ちなみに、『肉体は魂の牢獄だ』の解釈については・・・・お腹が空いたら、食料を食べなければいけない。このように、人間は、肉体を通して様々な制限がある中、生きているのです。