トヨタ 7人乗り シエンタ
トヨタ・シエンタ ハイブリッドx 7人乗り(ff/cvt) 「ゴルフ」にはできないことができる 2015.09.14 試乗記 トヨタ シエンタの新車・中古車情報をまとめてチェック。シエンタ新型モデルの最新ニュースや自動車ライターによる試乗記事を多数掲載。価格・性能・装備がわかるシエンタの諸元表で気になるグレードを詳しく比較。ユーザーレビューや値引きのクチコミ情報もあります。 シエンタは、生活シーンに合わせて、6人乗りと7人乗り、お好きな仕様が選べます。6人乗りと7人乗りの違いは2列目シートの作りです。6人乗りは2人掛けで、7人乗りは3人掛け。普段乗る人数に合わせて、最適なシエンタが選べます。6人乗りの2列目シート。シートは50:50の分割式で、左右席の中間に、マルチユーストレイが設置されています。左右の座席の間には、収納式のアームレストも装備。写真のように手前に引き出して使います。7人乗りの2列目シートは、ベンチ式の3人掛け。中央席にも、ヘッドレストが装備されます。大人から子供まで、しっかり3人で乗ることができます。中央の席も、シートベルトは安心の3点式が採用されています。[ガズー編集部] シエンタ(トヨタ)の中古車を2,282台掲載中。シエンタの中古車検索や中古車販売などの中古車情報なら「カーセンサーnet」!リクルートが運営する中古車情報のサイトです。シエンタの中古車が様々な条件で検索可能。あなたの車選びをサポートします。 トヨタ シエンタ の公式サイト。スペース・収納、機能・装備、走行性能、安全性能などの紹介をはじめ、見積りシミュレーション、試乗予約などができます。

7人乗り 5人乗り. トヨタ新型シエンタの内装には、乗員を重視した3列シート7人乗りと6人乗り、荷室空間を拡大した2列シート5人乗りが設定されます。 ディスプレイオーディオ なんてオシャレなんだ! と筆者は驚嘆した。外観は古代エジプト人を思わせる。『ガダラの豚』(中島らも)の集英社文庫版の表紙のアフリカの仮面のようでもある。前後のライトから伸びたモールがアイラインのようでもあり、イレズミ、あるいはヒゲのようでもある。もっとも、テスト車は「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」という名のシックなチョコレート色だったので、アフリカ美術っぽさはかなり控えめだった。筆者はもっぱら室内のカラーコーディネートに驚いたのである。「フロマージュ」と名づけられたトリム&シートカラー。それに、シートの織りの粗いファブリックなんて、シャネルのジャケットみたいではありませんか。こういう明るい、ショッピングモールのカフェのような雰囲気は、軽自動車の「スズキ・アルトラパン」が近いかもしれない。なにより驚いたのは、グローブボックスの黒とオレンジの組み合わせです。それは、さる7月下旬、英国大使館でお披露目されたロールス・ロイスの新しいコンバーチブル、「思えば、である。12年前に登場した初代シエンタは、丸いヘッドライトで愛嬌(あいきょう)をふりまいていた。♪ドレミファソラシエンタなんてテレビCMで、若い奥さん風の女性たちが大勢、ラテンな感じで歌い踊りながら洗濯物を干していたのではなかったか。世は歌につれCMにつれ。2代目シエンタのCMキャラクターがサッカー界のスーパースター、ハメス・ロドリゲスであることは読者諸兄の知るところであろう。オジサンはよく知らんので、こんな二枚目はクリスティアーノ・ロナウドに違いないと思い込んでいた。大間違いであった。ハメス・ロドリゲスとシルビア・クリステルじゃなかった滝川クリステルのCM起用がなにを意味しているかといえば、筆者が思うに、洗濯物はもはや奥さんに任せている時代ではないということである。いまや同性同士の結婚だって渋谷区なら認められる。そういう時代に私たちは生きており、トヨタはそういう時代にピタリと照準を合わせて新型シエンタを開発してきた。ごく簡単にいえば、デザインがとても今っぽい。テーマカラーであるイエローとブルーメタリックの組み合わせとか、2色をコーディネートしたボディー色(「フレックストーン」と呼ばれる)が5種類あって、テスト車みたいなモノトーンが、黄色、緑、赤、青、茶、白、黒、銀と8色ある。南米の鳥のように鮮やかなカラーを攻撃的に選んだ開発担当者はエライ。新型シエンタは7月9日に発売されるや、1カ月で4万9000台もの受注を得たという。そのこころは、今っぽいからだ、と筆者は思う。月販目標は7000台だから、7カ月分! いわゆる新車効果とはいえ、走者一掃の3ベースヒットである。ちなみに、ガソリンとハイブリッドの比率は半々、とトヨタは発表している。すでにご存じのようにシエンタ2代目には、先代から引き継いだ1.5リッター直4と、新たに「アクア」からもってきたアトキンソンサイクルの1.5リッター直4+モーターのハイブリッドの設定がある。駆動方式はFFを基本とする。4WDもあるが、ハイブリッドには用意されていない。今回、試乗に引っ張り出したのは、後者ハイブリッドの安い方のグレードである。新型シエンタのセールスを引き上げたハイブリッドには「G」と「X」、2グレードある。前者は232万9855円、後者は222万6763円で、その差、およそ10万円だ。キーレスエントリーと、ステアリングホイールとシフトノブの革巻きのある/なし程度が違いだけれど、Xから見てGは革巻きがちょっとうらやましいかもしれない。運転席に座ってみる。シートは食卓のイスのように足が長めで、着座位置はフツウのクルマよりもやや高い。スタートボタンを押す。ハイブリッドなので、静かなままだ。アクセルを踏み込むと、電気モーターだけで動き始める。キンキンとかチンチンとかウ〜ッとか、意外といろんな音が入ってくる。誰もいない深夜の台所で冷蔵庫がうなっているような音だ。1.5リッター直4が始動すると、モーター関連の音が聞こえなくなる。フルスロットルにしなければ、シエンタは粛々と走る。あえて全開にすると、ゴーッ! という事務的な音をアトキンソンサイクルの4発は発する。エンジンは回してもうるさいだけだ。ハイブリッドの特性を生かして、淡々とパワー&トルクを供給してもらうのが賢明である。つまり、全開は避ける。全長は「フォルクスワーゲン・ゴルフ」程度で、ホイールベースはゴルフより100mm以上長い。これだけでパッケージのよさげな感じが伝わるのではあるまいか。アクアのパワートレインでアクアより300kg重いボディーを引っ張るため、速さはそれなりに遅いけれど、アクアよりも乗り心地はフラットで、ハンドリングも悪くない。3列目シートは大人が座ってもレッグルームがちゃんと確保されている。スライド式の後ろのドアはワンタッチで自動開閉できて、開口部が初代より広がっている。ありがたいことに3列目に出入りしやすくなっている。フロアに格納しておける3列目シートは、引き出すのも収納するのも、ヒモを引っ張るだけ、という感覚だ。テスト車は、185/60R15のタイヤ&ホイール、赤外線レーザー+単眼カメラ方式のプリクラッシュセーフティーシステム、ともに5万4000円、スマートエントリーパッケージ、4万6440円、スタンダードナビ、15万120円、サイドエアバッグ、4万8600円、LEDランプ、10万5840円など、計56万7108円ぶんのオプションがついていた。車両価格と合わせると、合計279万3871円になる。こうなると、革巻きステアリングにしよう、ということになります。「実用車の鑑(かがみ)」といわれるフォルクスワーゲン・ゴルフは266万円からである。ゴルフは5人乗りだが、今回試乗したシエンタは7人乗りで、ゴルフにはできないことがシエンタはできる。ドライブの楽しさを乗る人7人みんなでつくることができるのだ。そういう意味では乗員全員により創造性と能動性が求められる。そんなシエンタがかくも売れているということは慶賀ではあるまいか。(文=今尾直樹/写真=郡大二郎)ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4235×1695×1675mmテスト車の年式:2015年型メルマガでしか読めないコラムや更新情報、次週の予告などを受け取る。ご登録いただいた情報は、メールマガジン配信のほか、『webCG』のサービス向上やプロモーション活動などに使い、その他の利用は行いません。ご登録ありがとうございました。webCGの最新記事の通知を受け取りませんか?表示されたお知らせの「許可」または「はい」ボタンを押してください。 シエンタは、生活シーンに合わせて、6人乗りと7人乗り、お好きな仕様が選べます。 違いは、2列目シートが2人掛けか、それとも3人掛けかという点です。6人乗りでは、2列目シートの中央にアームレストとマルチユーストレイが用意されます。