レクサスUX エコカー 減税
国産車から輸入車までのクルマの新型車情報サイト。最新グレードから 過去モデルまで口コミ、燃費、グレードなどを公開中!この記事では、新型レクサスUXの色、価格、スペック、オプション、エコカー減税などの情報をまとめています。目次こちらでは新型レクサスUXの色・カラーに何色があるか、そして人気のカラーはどれかについて紹介しています。新型レクサスUXに用意されているボディカラーは全部で13色あります。このうちブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングはすべてのグレードで選択できますが、特別塗装色のため16万2,000円高となります。そしてホワイトノーヴァガラスフレークとヒートブルーコントラストレイヤリングはF SPORT専用色で、逆にソニッククォーツとアンバークリスタルシャインはF SPORTでは選択できません。なおブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングとテレーンカーキマイカメタリック、そしてセレスティアルブルーガラスフレークの3色は新開発のボディカラーとなり、新型レクサスUXで初採用されました。特にブレージングカーネリアンコントラストレイヤリングは太陽光や照明のあたり方によってブラウン、ワインレッド、オレンジなどさまざまな表情をみせてくれるのでおすすめです。新型レクサスUXのボディカラーの人気順についてレクサスからの公式発表はありませんが、筆者が複数のレクサスディーラーに取材したところではブラックの人気が最も高いようです。こちらでは新型レクサスUXの価格・値段がいくらなのかをグレード別にまとめました。新型レクサスUXはハイブリッド仕様のUX250hとガソリン仕様のUX200の2つがラインナップされます。搭載されるエンジンはどちらも2.0L直列4気筒のM20A-FKS型で同じですが、最高出力はUX250hが146PS、UX200が174PSとガソリン仕様の方が若干パワフルです。また、UX250hはすべてのグレードにAWD仕様の設定がありますが、UX200はFFのみとなります。新型レクサスUXのグレード別の価格・値段は以下の通りです。“version L”:509万円“version L”(AWD):535万円“F SPORT”:478万円“F SPORT”(AWD):504万円“version C”:449万円“version C”(AWD):475万円ベースグレード:425万円ベースグレード(AWD):451万円“version L”:474万円“F SPORT”:443万円“version C”:414万円ベースグレード:390万円どちらもベースグレードの他にversion LとF SPORT、version Cという4グレード展開なのは同じです。基本的にはグレードが上になれば装備が豪華になる、という考え方でOKですが、F SPORTはスポーツ仕様としての専用装備や足回りのチューニングが施されます。ちなみにハイブリッド仕様はガソリン仕様に比べると35万円高となりますが、この「元」を取るためにはどのくらいかかるのかを計算してみましょう。WLTCモードでの燃費はハイブリッド仕様のFFが22.8km/L、ガソリン仕様が16.4km/Lとなりますが、仮に年間走行距離が1万キロ、燃料のハイオクガソリンが150円/Lで1年間に必要なガソリン代を計算するとハイブリッド仕様が6万5,850円、ガソリン仕様が9万1,500円、差額は2万5,650円となります。つまり35万円高のハイブリッド仕様の元を取ろうとすると約14年かかります。年間走行距離が2万キロだと約7年です。一般的に乗用車の年間走行距離は7,000キロから1万キロ程度と言われていますので、平均的な乗り方であれば元を取ろうという考え方は捨てた方がよいかもしれません。こちらでは新型レクサスUXのスペックと主な特徴をまとめましたのでご覧ください。新型レクサスUXのスペックは以下のとおりです。新型レクサスUXは2018年11月27日に発表・発売されたレクサスのブランニューモデルです。それまでレクサスのSUVにはクラスが上の順からLX、RX、NXの3車種がラインナップされていましたが、UXはNXの更に下の末弟的な位置付けとなります。新型レクサスUXはトヨタC-HRと同じGA-Cプラットフォームを使っているので、レクサス版C-HRと揶揄されることがあります。しかし現代の車作りにおいて車種間でのプラットフォームの共有は普通に行われていることであり、単にプラットフォームが同じだからといってあたかも金太郎飴的同一車種と見なすのは早計でしょう。新型レクサスUXもC-HRも前席優先の都市型SUVという点では同じですが、実際に乗り比べてみると足回りの味付けなどはかなり異なっています。新型レクサスUXは比較的どっしりとした高級感のあるフィーリングなのに対して、C-HRはUXに比べるとキビキビとした軽快感があります。これは両者の性格を顕著に表していると言えます。また、両者は搭載されるエンジンが異なります。新型レクサスUXは既に紹介したようにハイブリッド仕様(146PS)、ガソリン仕様(174PS)共に2.0LのNAエンジン、C-HRはハイブリッド仕様が1.8LのNAエンジン(98PS)、ガソリン仕様が1.2Lのターボエンジン(116PS)です。新型レクサスUXの方が明らかにパワフルとなっています。こちらでは新型レクサスUXにはどのようなオプションがあるかなどをご紹介しています。新型レクサスUXのオプションは「特定のグレードでのみ装備可能なオプション」「上位グレードで標準装備されている装備が下位グレードでも装備可能なオプション」「すべてのグレードで装備可能なオプション」の3つに大別されます。まず「特定のグレードでのみ装備可能なオプション」ですが、これは「NAVI・AI-AVS」(version L、F SPORT)、「パフォーマンスダンパー(リヤ)」(version L、F SPORT)、「17インチタイヤ&アルミホイール(ダークグレーメタリック塗装)」(version C、ベースグレード)、「ブラインドスポットモニター」(version L、F SPORT、version C)、「パーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)」(version L、F SPORT、version C)、「パノラミックビューモニター」(version L、F SPORT、version C)、「ドライブモードセレクトスイッチ(Eco/Normal/Sport S/Sport S+/Custom)」(version L、F SPORT、version C)、「F SPORT専用本革スポーツシート」(F SPORT)、「マークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステム」(version L、F SPORT)、「アクセサリーコンセント」(ハイブリッド仕様のみ)となります。次に「上位グレードで標準装備されている装備が下位グレードでも装備可能なオプション」ですが、これは「18インチタイヤ&アルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)」(version C、ベースグレード)、「アダブティブハイビームシステム」(F SPORT、version C)、「パーキングサポートブレーキ(静止物)」(ベースグレード)、「ITS Connect」(F SPORT、version C、ベースグレード)、「三眼フルLEDヘッドランプ&LEDフロントターンシグナルランプ」(F SPORT、version C)、「ヘッドランプクリーナー」(F SPORT、version C、ベースグレード)、「LEDフロントフォグランプ&LEDコーナリングランプ」(ベースグレード)、「ハンズフリーパワーバックドア」(version C、ベースグレード)です。最後に「すべてのグレードで装備可能なオプション」ですが、これは「おくだけ充電」「ムーンルーフ」「ルーフレール」「カラーヘッドアップディスプレイ」「寒冷地仕様」となります。これらのメーカーオプションの中でぜひ装備をしておきたいのはブラインドスポットモニターとカラーヘッドアップディスプレイです。ブラインドスポットモニターはドアミラーでは確認しにくい後方や側方の死角から接近する車をセンサーで検知し、ドアミラー内のインジケーターの点灯・点滅でドライバーに注意を促してくれるというものです。新型レクサスUXに限らず今や珍しくない装備となりますが、日常的な運転で発生しがちな接触事故の抑止に大きな効果を発揮します。新型レクサスUXはこのブラインドスポットモニターが標準装備されているグレードはなく、最廉価グレードとなるベースグレード以外(version L、F SPORT、version C)でオプション装備することができます。逆に言えばブラインドスポットモニターが装備できない時点でベースグレードはあまりおすすめできません。なおブラインドスポットモニターはパーキングブレーキサポートとセット装備となります(パーキングブレーキサポートはベースグレードでもオプション装備可)。セット装備されるパーキングブレーキサポートは駐車時に壁や障害物などの静止物を対象にしたものですが、オプションで静止物に加えて後方接近車両を対象にするものを装備することもできます。これは駐車場などからバックで出庫する際、後側方から接近する車両をセンサーで監視してドアミラーやディスプレイ、ブザーなどで知らせてくれ、衝突する危険性があれば自動ブレーキがかかるというものです。もちろん予算が許せば静止物+後方接近車両のパーキングブレーキサポートを装備することをおすすめします。パノラミックビューモニターをオプション装備するとブラインドスポットモニターとパーキングサポートブレーキ(静止物+後方接近車両)も自動的にセット装備となりますが、個人的にはこの3点でのセット装備がおすすめです。3点セットで11万8,800円ですが、コストパフォーマンスが高いと思います。カラーヘッドアップディスプレイは運転に必要なさまざまな情報をフロントウィンドウに投影するという装備ですが、これは最低限の視線移動で情報確認ができるので非常に便利です。より高いレベルで安全運転を追求したい人には欠かせない装備といえます。このカラーヘッドアップディスプレイはすべてのグレードでオプション装備が可能です。価格は86,400円となります。こちらでは新型レクサスUXのエコカー減税や、その他自動車税に関する情報をまとめました。まずエコカー減税についてですが、新型レクサスUXはハイブリッド仕様のすべてのグレード、ガソリン仕様のversion L、F SPORTが減税対象です(ガソリン仕様のversion C、ベースグレードは対象外)。ハイブリッド仕様は「平成32年燃費基準+50%達成車」なので、自動車取得税と自動車重量税(初回車検時も含む)は全額免除、翌年度の自動車税は75%軽減となります。ガソリン仕様は「平成32年燃費基準達成車」なので、自動車取得税は20%軽減、自動車重量税は25%軽減、翌年度の自動車税の減税はありません。ただしこれらのエコカー減税制度はあくまでも2019年3月31日までに新車登録・届出をした場合に適用されるものです。2019年4月1日以降は減税率の変更が予定されていますが、新型レクサスUXはハイブリッド仕様、ガソリン仕様共に自動車取得税のエコカー減税率は現状のまま据え置かれる公算が高いです。そして2019年10月1日からは消費税が10%に増税されるのに合わせて自動車取得税が廃止され、新たに「環境性能割」が導入される予定です。これも一種の税金ですが、新型レクサスUXの場合はハイブリッド仕様は引き続き免除、ガソリン仕様は取得価額の2%が課税される予定です(ただし2020年10月1日までは暫定措置として1%の課税)。とはいえ消費税が本当に予定通り増税されるかはやや流動的な面があるので、今後の政治の行方には要注目です。自動車重量税も新型レクサスUXの場合は現状の減税割合がそのまま据え置かれると思われます。しかしハイブリッド仕様の初回車検時の自動車重量税の免除はなくなりそうです。自動車税の減税は正確にはエコカー減税ではなく「グリーン化特例」という制度による減税ですが、この制度は2019年4月1日以降も2021年3月31日までは現状と同じ減税割合となります。2021年4月1日以降は電気自動車等の次世代自動車に限って75%の軽減を行い、それ以外の軽減措置はなくなる予定です。それでは最後に、新型レクサスUXにかかる税金を紹介しましょう。ガソリン仕様、ハイブリッド仕様共にF SPORTを購入した場合の計算例です。自動車取得税、自動車重量税、(翌年度の)自動車税の合計が、ハイブリッド仕様は1万円で済むのに対して、ガソリン仕様は15万800円です。前述のようにハイブリッド仕様とガソリン仕様の価格差は35万円ですが、約18万円弱の恩恵を受けることができるので実質的な価格差は約17万円近くまで縮まることになります。このことから、お買い得度が高いのはハイブリッド仕様と考えることができると思います。©Copyright2020