一方、日本の甲州などはアルコール度数が低いブドウ品種の代表です。もともと生食用のブドウとして、中国から約千年前に種が持ち込まれたとされている品種です。ワイン用のブドウとして使われ始めたのは５００年ほど前からですが、本格的にワインに用いられ、国際的に認識され始めたのはここ２０～３０年程になります。アルコール度数は１１％程でドライワインとしては低めになりますが、香りのよいワインが多く作られています。 ３）グルナッシュ ここでは、アルコール度数が高いワインを紹介したいと思います。 アルコール度数が低めで飲みやすいワインと言えば、モスカート。その度数は５.５～７％とビールほどしかありません。イタリアの北部、ピエモンテが発祥で、正式名称はモスカート・ダスティ（Moscato d’Asti）と言います。しかし、現在は、その甘口の飲みやすさから世界中のあらゆる地域で、似たようなワインが作られています。 産地もアルコール度数に関わる重要なキーワードです。前述の通り、ブドウの糖分がアルコールの強弱を左右するわけですが、天候や、日射量によってブドウの糖度は決定されます。
※各種お酒のアルコール度数は一般的な物の平均値です。
キリンビール大学【醸造学部】よこたとくお教授の漫画による、アルコール度数についての講義です。「度」と「％」の違いや、アルコール度数が高まる製法など、詳しく説明しています。 対してアルコール度数の高いポートワイン、シェリー、ウイスキー、焼酎は醸造されたお酒を原料に造られる、蒸留酒のタイプです。１回だけ蒸留するものから５回ほどするものまでさまざまですが、力強い香りと、喉が熱く感じられるような、濃厚な味わいが魅力の飲物です。 ワインのアルコールが均一ではない理由がお分かり頂けましたでしょうか？ワインのアルコール度数の幅は甘口の物を含めるとかなりあります。他のお酒と比較しても選択の幅があるタイプのお酒なので、ＴＰＯに合わせていろいろなワインをお試しください！前のコラム：次のコラム：ヴィンテージで選ぶタイプで選ぶ未成年者の飲酒は法律で禁止されています。未成年者の酒類のご注文はお断りいたします。TEL受付／10:00～17:00 定休日／土日・祝日Copyright(c) ワインは、心地の良く酔える時と、悪酔いしてしまう時とあって、なぜ同じワインでも酔い方に差があるんだろう。なんて思った経験はないでしょうか。そこで、本日はワインのアルコール度数についてお話したいと思います。 しかし、一部例外もあります。半甘口のワインは、アルコール発酵の途中に糖分を残したまま、その工程を強制的にストップさせることで作られます。こういったワインは、若干の炭酸ガスが含まれて、甘く飲みやすいワインです。アルコール度数は７％前後の物が多く、女性に人気のカジュアルなワインです。 ワインのアルコール度数はブドウの種類や産地によって幅があります。他のお酒とも比べながら、少し複雑なアルコール度数について解説します。 ２）オーストラリアのバロッサバレー 生まれ年で選ぶタイプで選ぶ価格帯で選ぶオリジナルラベルを作るブドウで選ぶ産地で選ぶ これを見ると、ワインは比較的低いアルコール度数であることが分かります。ワイン、日本酒、ビールは醸造酒で、様々な原料を発酵させて作る事が出来ます。フルーツのような豊かな香りとフレッシュな味わいが特徴です。 ワインのアルコール度数が均一じゃない１番の理由は、異なる糖度のブドウが様々なタイプのワインに醸造されているからです。ワインは製造過程で糖度がアルコールに変わっていきます。簡単に言えば、糖度の高いワインからはアルコール度数の高いワインが醸造され、糖度の低いワインからはアルコール度数が低いワインが醸造されます。
１）イタリアのアマローネ しかし、ワインがその他と大きく違う点は、水を全く使わないで造る為にアルコール度数の調節が容易に出来ないことです。そして、毎年収穫されるブドウから造られるワインは、同じブドウ、同じ産地の物だとしてもアルコール度数が毎年異なります。 大人のお酒、ウィスキー。大人の、というのは当たり前ですが、大人の中でもわかる人のみがわかる味、とでも言いましょうか。そんなウィスキー、かなりアルコール度数が高いことで有名ですが、実際ウィスキーはアルコール度数がどれくらい高いのか、見ていきたいと思います。 ワインをジュースやリキュールで割った、ワインカクテルを作ったことはありますか？甘味が加わり、アルコール度数も調整できるので、お酒の好きな方から弱めの方まで幅広く楽しむことができます。今回はワインベースで簡単に美味しく作る、ワインカクテルをご紹介します。 ワインのアルコール関して分かってきたところで、その他のお酒とも比較してみましょう。 この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。ワインを飲み始めて間もない方の中には、はじめに、では、一般的なワインのアルコール度数は何度なのか？のちほど詳しく触れますが、ワインのアルコール度数には、それでは、ワインのアルコール度数は、どの部分を見ればいいのか？それでは、ここからはアルコール度数に違いがうまれる理由について、先ほどもお話したように、ワインとは、醸造過程で原料であるブドウの糖度が、ブドウはワイン用、食用合わせて、世界に10,000種の品種があるといわれています。また、次に、アルコール度数を高めるためには、糖度の高いぶどうを使う必要があるため、また、ここで、ワインと他の酒類とのアルコール度数を比較してみましょう。辛口ワイン（通常の赤白ワイン） １０.５～１４.５％他のお酒のアルコール度数は、焼酎が約25％、ウイスキーが約45％と高めなものが多い中で、アルコール度数が高めのワイン（13.5～15％）13～14％ ピノ・ノワール、ボルドー（赤）さらにアルコール度数が最高レベルになっているワインとしては、★アルコール度数が高めのおすすめ銘柄完熟したブドウを3～4ヵ月陰干ししエキスを凝縮させ、アルコール度数が低いワイン（10％以下）5～6.5％ モスカート・ダスティ一般的にアルコール度数が１２％以下のワインが度数として低めと言われるワインです。平均的なアルコール度数のワイン（10～13.5％）10.5～12％アメリカ／オーストリア／オーストラリア産のリースリングワインまた、日本の固有品種である「甲州」や「マスカット・ベリーA」★アルコール度数が低めのおすすめ銘柄糖分がアルコールに分解される前に発酵を止めるので、シャトー・ペトリュスは、多くのソムリエがいつか飲んでみたいと憧れるワインの1つ。世界的ワインの評論家であるロバート・パーカーに「神話の象徴」とも称され[…]実はシャンパンは、ノンヴィンテージと呼ばれるスタンダードクラスのものでもかなり長い期間熟成されているんです。そこで、今回は意外と知られていないシャンパ[…]セミヨンは皮が薄いため貴腐菌が付きやすく、ボルドー地方のソーテルヌやバルザックで造られる甘口ワインは、世界三大貴腐ワインの１つで、長期熟成のできる世界[…] 糖度が高くなりやすいブドウ品種の一つとして、シラー（又はシラーズ）があります。
他のお酒との比較を織り交ぜながら、ワインのアルコール度数の謎に迫りました。ワイン造りに欠かせない要素、ブドウ品種、産地の違いなどが詳しく説明してあります。おすすめのアルコール度数の高いワインと低いワインはどれも銘醸地の物をご紹介しています！