水川あさみ 映画 ドッペルゲンガー

ある日、スーパーでニセ札の使用容疑をかけられた忍(水川あさみ)。10分前の防犯カメラには、いるはずのない自分が映し出されていた。連行された忍は、刑事の加納から想像を絶する真実を聞かされる…。【二人の自分】が【一つの人生】を奪い合う、衝撃のサスペンス・ホラー。特典ディスク、スペシャル・ビジュアルブック等、豪華特典付のDVD“最恐”エディション。 ゾンビの数だけ抱きしめて365日!ホラー映画を見てレビューを公開していきます。2013年の邦画「バイロケーション」を見ました。おジャニさんが出ているわりには、準新作で1本しか置いてなかったー。でも、この映画はけっこう、というかかなり怖い。この映画のいいとこ・水川あさみさんがハマり役。現実ではすごく明るい感じの方ですが、映画では幸薄い役のほうが圧倒的にハマるような気がする・浅利陽介さんが視力が弱い夫を演じていたのですが、この人の演技もさりげなくうまい・豊原功補ねちっこいと、キャスティングがかなり巧妙な感じ。ストーリーに関しては「いまさらドッペルゲンガーかよ」と思ったり、海外の俳優を冒頭に使ったりとなんかダメな匂いが…。(邦画ホラー映画に白人俳優が出ると、とたんに安っぽく見えるという悲しさ)と思ったのですが、意外にもラストの水川さんの演技にはのまれたのであります。ラストの裏切りも意外と好き。くやしい。そういや、劇場公開で2パターンのエンディングが用意され、それぞれ公開されたらしいですね。まあ、つまりはドッペルゲンガーが出没した人間は、そのドッペルに命を狙われるという話。案の定・自分が出没したことない場所に出没した情報を聞いてドキマギ・「俺が本物だ!」「いや、俺だ!」で、間違って撃っちゃうあるある展開・徐々に仲間が減っていく・旦那ももしかして狙われるかも?と、夫を遠ざけるというあるある展開が続きます。でも話が進んでいくと、ドンデン返しがあります。実は主人公のほうが「バイロケ」であり、バイロケだと思い込んでいた方が本人だったというオチ。つまり主人公(本当はバイロケ)→夫と結婚し、夢だった絵を諦めかけているバイロケだと思い込まれていた人間側→結婚せず、絵を描き続けているマンションの上下階で結婚したもんだから、すげー近くで共存していたということらしい。ちゃんちゃん。主人公(バイロケ)は夢だった絵画展に入選して成功しますが、それを見て人間側がそれを妬みます。私は人生をかけて、絵を選んだのに…!とギリギリする本人。もしかして、バイロケーションだってただがむしゃらに生きていただけなのに、それがバイロケが人生を奪うというイメージを植え付けたのか。最後、主人公は「あなたに人生をお返しします」と本物のほうに言うのですが、なんだか意気投合することはなくぎくしゃくして別れます。そして本物のほうが飛び降り自殺をしたことで、バイロケ主人公は夫の前からスーッと消えていく…みたいな感じの展開だったような。ちなみに「表」のエンディングがこれで、「裏」はハッピーエンドなんだそうです。(ちょっと調べたけど、消えなくて済むエンドのよう。裏はDVD買わないと見られないのかね?確かめなかったや)この監督さんは、ほのあかるいような、うすぐらいような空気感を撮るのがうまい人だなあと思った。ただ、ドッペルゲンガー自体は「見たら死ぬ」という存在だったように思うのですが。「バイロケーション」だから別物だとしても、なんかな。 水川あさみ, 千賀健永, 高田翔, 滝藤賢一, 浅利陽介, 酒井若菜, 豊原功補, 安里麻里 邦画・洋画のDVD・Blu-rayはアマゾンで予約・購入。お急ぎ便ご利用で発売日前日に商品を受け取り可能。通常配送無料(一部除 … バイロケーション--それはもう一人の自分。必ず、本物を、殺す。「リアル鬼ごっこ」シリーズの安里麻里監督が、水川あさみ主演で法条遥の小説を映画化したサスペンスホラー。自分の近くに発生するもうひとりの自分、ふたりの自分が“ひとつの人生”を奪い合う。結末が異なる『バイロケーション 裏』も収録する。 「リアル鬼ごっこ」シリーズの安里麻里監督が、水川あさみ主演で法条遥の小説を映画化したサスペンスホラー。自分の近くに発生するもうひとりの自分、ふたりの自分が“ひとつの人生”を奪い合う。エンディングが異なる2バージョンのうち表のみを収録。 現時点ではこのメニューの読み込みに問題があります。 と思ったのですが、意外にもラストの水川さんの演技にはのまれたのであります。 ラストの裏切りも意外と好き。くやしい。 第17回日本ホラー小説大賞を受賞した法条遥の同名小説を「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」の水川あさみ主演で映画化。 「リアル鬼ごっこ」シリーズの安里麻里監督が、水川あさみ主演で法条遥の小説を映画化したサスペンスホラー。自分の近くに発生するもうひとりの自分、ふたりの自分が“ひとつの人生”を奪い合う。エンディングが異なる2バージョンのうち表のみを収録。 バイロケーションの映画レビュー・感想・評価一覧。映画レビュー全15件。評価3.3。みんなの映画を見た感想・評価を投稿。