Have to 助動詞

3 - 4.継続. 2 - 3.経験. 1.

英語には色々な助動詞があります。「have to」も助動詞として機能する表現です。他の助動詞よりも扱いがややこしい部分があります。意味と用法を改めておさらいしましょう。 have to は主に「義務」や「確信度の高い推量」などの意味で用いられます。似た意味は must 現在完了形:have ( has ) + 過去分詞. 英語表現「have to」は2語まとめて一個の助動詞として用いられます。主に「義務」、「確信度の高い推量」、その他いくつかの用法があります。 「義務」にしても「推量」にしても、must などの(もっと使用頻度の高い)助動詞が持っている意味合いであり、must で代用されることも多々あります。 「過去のある時点なんだから過去形を使えばいいじゃん」と思った方、ナイス直感です。確かに、canの過去形couldを「~できた」という意味で使うなど、過去形を使って表現するものがありますが、それ以外は「助動詞+have+過去分詞」の構造をとります。なぜなら、助動詞の過去形は過去のことを表すよりも、言い方を丁寧にしたり、確率を下げるなど文の印象を変えるために使うからです。また、mustには過去形がなく、shouldは既に過去形(現在形はshall)です。そんなこんなで、過去のある時点に …

2 - 4.継続. 「~しなければいけない」のhave to ~は助動詞ですか?それとも不定詞なんでしょうか?have to~の否定文の場合、don'tをつけると思いますが、これはhaveが一般動詞だからなんでしょうか?すると、to~は不定詞の名詞的用法(~すること)でhave(を持っている) + to~(~するこ …

2 - 1.完了. 助動詞はややこしくてつまずきがちな分野ですが、細かいニュアンスを理解するのに必要です。 There is a book on the desk. haveが助動詞として機能すると「過去分詞」との組み合わせで完了形をつくります。 「can, may, must 」などのように「原形」とつながるものもあれば、上記のように「その助動詞特有のつながり方」をするものもあるわけです。 beが助動詞でないときとは、 I am a boy. 助動詞 have の用法: Lesson 016: 目次. 助動詞 have の用法. 英語表現「「義務」にしても「推量」にしても、must などの(もっと使用頻度の高い)助動詞が持っている意味合いであり、must で代用されることも多々あります。単独で用いられる have との区別もつきにくい。なかなかにハードルの高い助動詞です。しっかりと基本の用法を押さえておきましょう。目次現在形で1人称( I や We)を主語とする文において、have to は話者本人の義務感を表します。2人称や3人称を主語とする文では、have to には「命令」のニュアンスが出てきます。基本的には上の立場の人から下の立場の人へ命じる意味合いです。おおむね指導者や年長者が目下の者に言うような表現です。ビジネスシーンでは、ほとんどの場面において適さないと考えてよいでしょう。have to は助動詞 will を伴って未来の事柄を表現できます。この助動詞と併用できる点は must にはない大きな特徴といえます。have to は現在進行形になってhave to を過去時制にすると had to の形を取り、「〜しなければならなかった」という意味を示します。have to が完了形で使われると、完了形のもともと持っている「完了」「継続」「経験」といった意味合いに「義務」の意味合いを加えて並立させた表現が可能です。これは「彼を待つ」という義務的行為が叙述時点の直前まで継続していた、けど今は完了した、という状況を表します。これは「20代の頃」のさる時点に、仕事の掛け持ちをしなければいけない状態が続いていた(経験がある)ことを表します。have to に否定語を添えて この部分は must との顕著な違いです。must も義務を表現しますが、must not はhave to は推量の意味合いを示す際に用いられることがあります。多くの場合は be動詞を伴います。推量の確信度は高く、「きっと~であろう」「~に違いあるまい」くらいのニュアンスを示します。have to のニュアンスが「腹立たしさ」「不満」を表す場合もあります。これは must にも同種の意味用法が見られます。義務の意味合いが転じて「どうして私がやらないと不満や立腹の意味合いで have to を用いる文章には、大抵それらしい文脈やキーワードが含まれます。たとえば why など。用法を把握していれば読み分けることは難しくはないでしょう。have to も must も、義務を示す助動詞(的)表現であり、意味も用法も大分よく似ています。ただしニュアンスには違いがあります。なんとなくわからないまま放置してしまいがちなので、一度しっかり押さえておきましょう。have to と must は、義務感の強弱も多少は違います(must の方が強め)が、まず「話者の意志の有無」という点で大きく区別できます。must は話者本人の意志を示します。それだけに積極的な、強い意志を示します。たとえば「タバコをやめないと」の一文を I have to には話者本人の意志はあまり関与していません。他者の意向や、やむを得ない事情などによって、そうしないとならない状況になっている様子を示します。どちらかというと消極的に受け入れて義務を背負っている感じ、それだけに義務感の意識も弱、めです。たとえば「タバコをやめないと」の一文を I どちらかというとしぶしぶ「タバコをやめなければ」と言っているかもしれない、というニュアンスが読み取れます。話者は本心ではタバコをやめるつもりがない場合もあり得ます。 ©Weblio, Inc. 英語には色々な助動詞があります。「have to は主に「義務」や「確信度の高い推量」などの意味で用いられます。似た意味は must をはじめとする他の助動詞でも表現できます。さらに have to は、時制に合わせて語形を変えるという厄介な要素があります。「have to は助動詞」という捉え方を少しだけ緩めて、「have+to の組み合わせで助動詞的に用いられる(言うなれば準助動詞的な)表現」という風に捉えてみる方法はアリでしょう。そうすると have to の意味・用法の異質さが少し和らぐはずです。目次have to の根本にある意味合いをイメージ的に捉え直すとすれば、「その行為をする責任がある」「責任を負っている」「have to の意味を根本的に理解するなら、辞書的な表面的な意味を訳語で覚える学び方はホドホドにして、英語としてのそもそもの意味を掘り下げて自分なりに捉える試みが大切です。普通の単語なら、複数ある語義の共通点を探してみたり、語源をさかのぼってみたり、といった方法で根本の意味を探る方法が基本です。have to の場合、have + to(+動詞)という構成の表現なので、まずは have の意味を捉え直す切り口が無難でしょう。敢えて言えば、have to は助動詞の一つとして紹介されはするものの、「have to という助動詞がある」というわけではなくて、「have の用法として to+動詞 が続く場合は助動詞のように扱われる」という代物です。そう考えてみると結構スッキリする部分があります。have は「持っている」という意味合いを中心とする語です。持っているものはモノとは限らず、コト(事柄)の場合もあります。to は動詞を伴って「to+動詞」の形を取る場合、「~すること」という、動詞を動詞以外の品詞として機能させます。have to はもっぱら(他の助動詞と同様)、動詞を直後に続けて「have to +動詞」の形で用いられます。あえて安直に考えれば、「have to+動詞」は「動作(すること)を持っている」という意味の表現と捉えられます。持つことを止めれば落ちて損なわれてしまう状況、今の形を維持するためには自分がしっかり持ち続けている必要がある状況。そんなイメージを思い浮かべてみると、have to の根底に「責任」のニュアンスがあることも腑に落ちるのではないでしょうか。責任のニュアンスがあるなら、文脈次第で(責任の向け方に応じて)「~に違いない」という推量のニュアンスも出てきます。この「責任がある」という理解も、「~することを持っている」という原義の捉え方も、あくまでも捉え方の試みのひとつに過ぎません。これが正解というわけでも、定説というわけでもありません。あくまでも理解の一助として参照ください。コアイメージの捉え方は人それぞれ、十人十色です。正しいイメージは直接には言語化できません。それらしい感覚をつかんだら、あとは実例に接してイメージのズレを少しずつ修正・是正していきましょう。実例と向き合えば、最終的には語彙そのものに通底する本当のコアイメージを獲得できます。have to do を「行為(タスク)を自分が持っている」と解釈するなら、その状況が「自分の義務である」というニュアンスは無理なく理解できるでしょう。have to の意味用法の中でも特にこの「義務」の意味合いは多く用いられます。自分について(自分に義務があると)述べる場合はさておき、相手や第三者(you、he、sheなど)を主語にして have to を用いた場合は、立場が上の者から下の者へ「それが義務だ」と言い渡すニュアンスが含まれます。親が子へ、あるいは先生から生徒へ、という何かを指示・命令するような場合は適切でしょうが、それ以外の文脈ではあまり適切でない場合の方が多いといえます。ビジネスシーンでは使い所はないと考えた方がよいでしょう。have to の have は文章の時制や主語の人称に応じて語形変化します。ちなみに、助動詞 must は無変化の語であり過去形などはありません。否定語を伴うと「禁止」ではなく「不必要」を示す点に注意助動詞 must の場合は、否定語を伴って have to には「確信度の高い推量」を示す用法もあります。have to の「義務」の意味から、「しなければならない」→「しないわけにいかない」→「きっとする」「するに違いない」という風にニュアンスが変遷したと考えてよいでしょう。have to は大抵「義務」の意味合いで用いられることもあり、「確信度の高い推量」という用例があることは忘れられがちです。しかも、推量の意味で用いられている文章を義務の意味合いで読んでみても、さほど不自然ではなく意味が通じてしまいそうな文章も多かったりします。誤読しないようきちんと用法を押さえておきましょう。have to には、不満や怒り・苛立ちのニュアンスを込めて用いる用法もあります。これは日本語で「どうしてそんな事をおおむね why などの語と共に用いられるので、意味用法の判別は難しくありません。 ©Weblio, Inc.